クリニック便り

湿疹やかゆみの原因?歯科金属アレルギーほか

みなさんこんにちは いかがお過ごしでしょうか?いよいよ春の訪れを感じるようになってきました。

といっても私にとっては春の訪れを感じるのは春風や暖かさというより花粉です。花粉についてこの新聞で書くのは、今年で9年目となります。

毎年あいもかわらず この時期に花粉症の大変さを記載しているのですが、この9年で私以外の方々の花粉症の激しさが増しているようで、医院に来られる子供たちは、たいてい花粉症です。

大人の患者様もたいてい花粉症な気がします。花粉症は誰でもあたりまえの症状になってしまいましたね。

歯にいいレシピ

具だくさんのがんもどき

材料(2人分)
・木綿豆腐・・・・・・・・・・・・・・400g
・グリンピース(ゆで)・・・・・・50g
・コーン(缶詰)・・・・・・・・・・・40g
・にんじん・・・・・・・・・・・・・・・・30g
・きくらげ・・・・・・・・・・・・・・・・・・5g
(a)卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1個
(a)塩・・・・・・・・・・・小さじ1/2強
(a)片栗粉・・・・・・・・・・・・大さじ1
(a)砂糖・・・・・・・・・・・・・・小さじ1
・揚げ油・・・・・・・・・・・・・・・・適量

栄養価(1人分)
●エネルギー・・・・・・・・・・・389kcal
●食物繊維・・・・・・・・・・・・・・・5.0g
●塩分・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2.3g

作り方
①:木綿豆腐はしっかり水切り。 グリンピースとコーンも水切りをし、にんじんは5mm角に切る。 きくらげは水に戻してから千切りにする。

②:①の木綿豆腐をボウルに入れ、(a)を加えてなめらかになるまで混ぜたら、グリンピース・コーン・にんじん・きくらげを和える。

③:②をスプーンなどで食べやすい大きさにしたら、180℃の油で揚げ、お皿に盛る。

ワンポイント!
グリンピースは食物繊維が豊富で、便秘解消や生活習慣病の予防に役立つ食材。 加工によって失われる栄養素がありますが、春~夏にかけては生が出回る旬の時期。 ぜひ活用してみましょう! 

 

湿疹やかゆみの原因?歯科金属アレルギー

一般的に金属アレルギーはネックレスやピアスなどアクセサリー類が原因になりますが、まれに歯科治療で使用した金属が原因で発症することもあります。 今回は歯科金属アレルギーについてお話しします。

◆金属アレルギーとは

金属アレルギーとは、金属が原因となって起こるアレルギー反応のことです。 金属が水分によって変化し、それが肌から吸収されてタンパク質と結びつくと、アレルギーの原因になって体に何らかの症状が現れます。 金属の中でも特に亜鉛・ニッケル・真鍮は反応が出やすいといわれています。

 

◆歯科治療では全身型金属アレルギーのリスクが生じる

金属アレルギーにはアクセサリー類で発症する「金属接触アレルギー」と、歯科治療の金属・内服薬・食品などで起こる「全身型金属アレルギー」があります。 全身型金属アレルギーの場合、直接金属が触れていない部分にも症状が現れるのが特徴です。

 

◆歯科金属アレルギーの主な原因

金属アレルギーは、歯科治療で使用した金属で起こることもあります。 詰め物や混ぜ物に使用した金属が唾液によって変化してしまうためです。 お口の中にある金属は常に唾液などの水分に接していて金属アレルギーを引き起こしやすいため、注意が必要なのです。

 

◆歯科金属アレルギーの治療方法

金属アレルギーを治すのは難しいといわれています。 そのため、まずはアレルギー反応を起こしやすい金属を特定し、その金属との接触を断ちます。 歯科医院では、原因となっているお口の中の金属を除去した後で、他の素材を用いて再度治療を行って対処していきます。

 

初期のむし歯であれば、詰め物に金属を使わず治療することができます。
お口の中の金属をできるだけ増やさないよう、むし歯の早期発見早期治療に努めましょう!

~生活に役立つ雑学~地震直後の身の守り方

地震直後の正しい身の守り方を知っていますか? 今一度、確認してみましょう。

◆揺れを感じたら!

①:床などに伏せて姿勢を低く保つ
②:テーブルの下などに入り、頭を守って収まるまで動かない

◆揺れがおさまったら!

①:ガスの元栓を閉め、暖房器具などの火を消す
②:玄関や窓など外へ通じる避難経路を確保する

落ち着いたら!

①:家族の安否を確認する
②:津波や建物の崩壊リスクなど、周囲の安全を確保する状況に合わせて、避難を開始しましょう。

 

お口周りのストレッチ

急な歯の痛みに効くツボ

深夜に歯が痛み出して困った経験はありませんか? 今回は、急に歯が痛くなったときのツボ「歯痛点」を紹介します。 あくまで応急処置なので、痛みがおさまっても放置せず歯科医院を受診してくださいね。

【やり方】
①:まずは中指と薬指付け根にあるツボ「歯痛点」を見つける。
②:親指をツボに、人差し指を手の甲に当て、両側から挟むように強めに刺激する。
③:左右のツボを交互に何度も刺激すると効果的。