クリニック便り

1200人に聞いた!「歯」に関する調査結果ほか

あけましておめでとうございます。昨年は皆さまに大変にお世話になりました。心よりお礼申し上げます。本年もどうかよろしくお願いいたします。さて皆さんは年末年始どのように過ごされましたか。私は昨年と同じく自宅のペンキ塗りを行いました。また今年は庭の芝刈りも行いました。いずれも本心を言えば、1月の寒空の下で行うようなものではありません。ただ、まとまった休みと雨の少ない時期は私にとって貴重なので例年この時期に行うことにしています。昨年と同じく今年も、やはり低体温症になりかけました。

 

歯にいいレシピ

 

ししゃものなます野菜マリネ

材料(2人分)
・ししゃも・・・・・・・・・・・・25g×2尾
・酢・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ2
・レモン汁・・・・・・・・・・・・・大さじ1
・砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ2

作り方
①:切干大根は約5分お湯で戻し、水気を絞って食べやすい大きさに切る。人参は3cmほどの長さの千切りにする。 水菜も3cmの長さに切る。
②:フライパンにクッキングシートを敷き、ししゃもを並べて両面を焼く。
③:酢・レモン汁・砂糖を混ぜたら、②・切干大根・人参を漬け込んで、ラップをかけ30分ほど冷蔵庫に入れる。
④:皿にししゃもを並べて漬け汁を流し込み、切干大根・人参・水菜を上に盛り付ける。

栄養価(1人分)
●エネルギー・・・・・・・・・・73kcal
●カルシウム・・・・・・・・・・115.1mg

ワンポイント!
頭からまるごと食べられるししゃもは、歯の形成に必要なカルシウムを余すところなく摂取できます。
さらに、歯ぐきの血行を促進し細胞の老化を防止するビタミンEも豊富に含まれています。

 

歯にまつわる豆ちしき


甘いものが歯にしみる理由


 

甘いものを食べたとき、歯にしみるような感覚を覚えたことはありませんか?この痛みは「象牙質知覚過敏」によるものです。歯の表面は非常に硬いエナメル質層ですが、このエナメル質はむし歯や歯ぎしりなどによってダメージを受けるたびに薄くなっていきます。すると、その下にある象牙質層が露出してしまい歯の痛みにつながってしまいます。また、しょっぱいものよりも甘いものの方が痛みを感じやすくなる傾向があるようです。簡単にいうと甘いものにはたくさんの砂糖分子が入っているため、それが象牙質内の組織を刺激してしまい痛みをもたらします。こういった痛みはむし歯以外でも、歯が炎症を起こしていたり、詰め物に欠陥がある場合も起こります。甘いものを食べていて痛いと感じたときは、ご相談ください。

 

世界おもしろ事情


スリランカのお正月

スリランカのお正月は4月で、日時は毎年占いで決められており、通常は4月12日~14日の間に行われることが多いようです。お正月の前にはノナガディという飲食・仕事・勉強などを禁止される時間があり、それが終わるとお正月が始まります。スリランカのお正月では、まずミルクを沸かしてわざと吹きこぼれさせます。ここではミルクは豊かさのシンボルのため、鍋からあふれさせることでその年の繁栄を祈るといった意味があるのです。そのあとは爆竹を鳴らし、パーティーやイベントで盛大にお祝いするそうです。

 

1200人に歯に関する調査を実施!

 

みんなの歯みがき習慣は?

新年を迎え2022年になりました。この機会にお口の中の健康について改めて考えてみませんか? 今回は、社会調査を行っている(株)ライフメディアさんが全国の10~60代の男女1200人を対象に行った、「歯に関する調査」をご紹介します。

 

1日に何回歯をみがく?

1日の歯みがき回数を調査したところ、7割以上の方が2回以上みがいているようでした。特に女性の約8割が2回以上と回答しています。外出先などで歯みがきが難しい場合は、口腔洗浄液などでケアするのもオススメです。

 

歯をみがく時間は?

歯みがきの時間は半数の方が「1回あたり平均3分未満」と回答しています。 忙しい時間帯はさっと済ませてしまいがちですが、寝る前だけでも10分くらい時間をかけ、しっかり歯垢を落とすように心がけてください。

 

 

歯の定期検診は

何ヶ月おきに受けている?歯科医院で歯科検診を一年に一回以上受けている方が約4割でした。理想は3~5ヶ月に1回ですから、半年に一度は受けておくと安心でしょう。

 

 

歯ブラシはどれくらいで交換する?


 

歯ブラシの交換は1か月に1回が最も多い結果となりました。毛先が開いてしまった歯ブラシはしっかり歯に当たらなくなるため、歯垢を落としにくくなります。また、歯ぐきを傷つけたり雑菌が繁殖しやすくなったりしますので、定期的に交換するようにしてください。

むし歯や歯周病は予防が大切です。日々のケアと定期検診で、今年もお口の健康を守っていきましょう。