クリニック便り

2026年6月号

 

 みなさんこんにちは いかがお過ごしでしょうか? 6月になりました。昨年の6月は梅雨を感じられないうちに夏になってしまったと私がここで書いたことを思い出します。昨年は6月から猛暑を感じましたが 今年は朝は寒く感じる日もあります どうやら今年は梅雨らしい6月になりそうです。台風も多いようで気圧の関係でしょうか 体が重く感じます。みなさんも無理をなされずに この後 本格的に暑くなる夏を前に体調を崩されることのないよう お体に十分気を付けてお過ごしください。

季節の健康コラム

梅雨時のだるさは「耳」が原因?

梅雨の時期、「体がだるい」「頭痛がする」と感じることはありませんか? その不調は、気圧の変化を感じ取る 「耳の奥(内耳)」 が関係しているかもしれません。 天気が崩れると、この耳の奥のセンサーが過剰に反応し、自律神経が乱れやすくなってしまうこともあります。

●1分間の耳マッサージ
いつでも簡単にできるおすすめの予防法です。
①両耳を軽くつまみ、上、下、横へ5秒ずつ引っ張ります。
②耳を横に引っ張りながら、後ろへ5回ゆっくり回します。
③最後に耳を上下から包むように折りたたみ5秒キープ。

●心も体も晴れやかに
耳周りの血流が良くなると、自律神経が整いやすくなります。 朝起きた時や天気が崩れそうな時にぜひお試しください。 今年の梅雨は耳のケアを取り入れ、元気に心地よく過ごしましょう。

歯とお口のトリビア

蚊にも「歯」が生えている!?

夏に私たちを悩ませる 「蚊」 ですが、実は蚊の針には 47本もの歯が隠されている のをご存じでしょうか。

蚊の針は一本の細い管に見えますが、実は6つのパーツが組み合わさっていて、そのうちの2つがノコギリのようなギザギザの形をしており、これが 蚊の歯 にあたります。

血を吸うとき、蚊はこのギザギザの歯を前後に細かく動かし、人の皮膚の細胞を切り裂くように針を刺し込みます。 ノコギリ状のおかげで皮膚に触れる面積が小さくなり、摩擦が減って痛みを感じにくくするため です。

私たちが刺された瞬間、痛みに気づきにくいのは、この見事な仕組みによるものでした。 なんとこの驚きの構造は、 痛みの少ない注射針の開発 など、 最新の医療技術 にも応用されています。

「唾液」を増やしてむし歯と口臭を防ごう

梅雨の時期、「お口が粘つく」「口臭が気になる」といったお悩みはありませんか? その原因、もしかすると 唾液の減少 かもしれません。 今回は、お口の健康を守る天然の浄化システムである 【唾液】 のチカラと、その分泌を高める方法を解説いたします。

●唾液が持つ4つのすごいチカラ

【自浄作用】 :お口の中の食べかすや細菌を洗い流し、清潔に保ちます。
【殺菌・抗菌作用】 :むし歯菌や歯周病菌の繁殖を抑えます。
【再石灰化作用】 :酸で溶けた歯を修復してむし歯を防ぎます。
【粘膜保護作用】 :唾液のネバネバ成分が細菌からお口を守ります。

唾液の分泌量が減ると、お口の中で細菌が繁殖し放題になり、むし歯や口臭が悪化する原因となります。 それでは、この時期を健康なお口で乗り切るため、「いつ・何を・どうすればいいか」具体的な対策をご紹介します。

●健康なお口で乗り切るための具体策

①食事は一口につき30回よく噛む・・・最も効果的な方法は、食事の際によく噛むことです。一口30回噛むことを目標にしましょう。食物繊維の多い野菜や根菜、また酸味のある食材を食べると自然と唾液が出てきます。

②唾液腺マッサージを習慣にする・・・唾液腺を優しくマッサージしましょう。
・耳の穴の手前、頬の横あたり。指全体で円を描くように。
・顎の骨の内側。親指を使って優しく押します。
・顎の先の内側。親指で上向きに優しく押します。数分行うだけでお口の中が潤います。

③こまめな水分補給と鼻呼吸をする・・・こまめに水分補給をして、お口の乾燥を防ぎましょう。口呼吸もお口を乾燥させるため、意識して鼻呼吸を心がけてください。

唾液はお口の健康を守る最強の味方です。 日々のセルフケアに唾液のチカラをプラスして、健康なお口を維持しましょう!

歯にいいレシピ

鶏むね肉とキュウリのさっぱり和え

 

栄養価(1人分)
●エネルギー・・・・・・約150kcal
●タンパク質・・・・・・・・・・・・・18g
●ビタミンC・・・・・・・・・・・・・12mg

材料(2人分)
・鶏むね肉・・・・・・・・・・・・・・150g
・キュウリ・・・・・・・・・・・・・・・・・・1本
・梅干し・・・・・・・・・・・・・・・・大1個
・ごま油・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1
・醤油・・・・・・・・・・・・・小さじ半分
・酒・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適宜

作り方
①:鶏むね肉は耐熱皿に入れ、お酒を少々振ってから電子レンジ(600W)で3分加熱し、中まで火を通す。(加熱不足なら30秒ずつ延長)
②:粗熱が取れたら、鶏肉を手で一口大に細かく裂いておきます。
③:キュウリは麺棒などで軽く叩いてから、手で大きめに割ります。こうすることで味がよくなじみます。
④:種を取って叩いた梅干し、ごま油、醤油をボウルで混ぜ合わせ、②と③を加えて全体をよく和えれば完成です。

ワンポイント!
梅干しの酸味が唾液の分泌を促し、お口の中を清潔な状態に保ちます。また、キュウリを少し大きめに割ることで自然と噛む回数が増え、アゴの健やかな発達や歯の健康維持にも繋がります。このレシピで、梅雨の時期もお口の中をスッキリと保ちましょう!

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