クリニック便り

2026年7月

みなさん こんにちは いかがお過ごしでしょうか。暑いうえに湿気が多く 過ごしにくい日が多いように感じます。体調くずされてはいませんか?私はアイスクリームが好きで年中食べていますが この時期の消費量が最も多いです。冷凍庫にいつも欠かさず入れてあるお気に入りのアイスは 子供たちと取り合いです。子供たちが言うには 大半は私が消費しているようです。アイスクリームの天敵は知覚過敏です。お悩みの方は 治療法がたくさんあるので ぜひご相談ください。

季節の健康コラム

夏バテの隠れサイン?「舌のふち」を確認しよう!

熱中症対策として水分補補給を意識されている方は多いと思いますが、体の水分バランスや胃腸の不調のサインが、実は「舌」に現れることがあります。毎朝、鏡の前でご自身の舌を出して確認してみてください。 もし、舌のふちに波打つような 【歯型】 がついていたら要注意です。 これは体に余分な水分が滞っていたり、胃腸が疲れていたりするサインかもしれません。

予防のためには、冷たい飲み物のがぶ飲みは控え、常温のお水や麦茶をこまめに飲むことが大切です。 また、夕涼みがてらのウォーキングなど、軽い運動でじんわりと発汗を促すことも効果的です。 「舌チェック」 を習慣にして、この夏も健やかにお過ごしください。

歯とお口のトリビア

土用の丑の日に!歯も喜ぶうなぎ

「土用の丑の日」といえば、スタミナをつけようとうなぎを食べる方は多いのではないでしょうか。 実はこのうなぎ、夏バテ予防だけでなく、お口の健康にも嬉しい食材だということをご存知でしたか?

うなぎには、歯ぐきの粘膜を健やかに保つ ビタミンA 、骨や歯の材料となる カルシウム 、そしてカルシウムの吸収を助ける ビタミンD がバランスよく含まれていて、これはまさに 【お口の健康を支える栄養食材】 とも言える、嬉しい組み合わせなのです。

夏の食卓に並ぶ栄養満点のうなぎは、歯を支えてくれる頼もしい味方です。 そして、食事の際によく噛むことを意識すると、唾液の分泌が促され、むし歯や口臭の予防にもつながります。

知覚過敏の「正体」と「しみない歯の育て方」

夏のかき氷でキーン!

冷たいアイス、よく冷えた麦茶、シャリッとしたかき氷。 夏は一年で最も「歯がしみる」と感じやすい季節といわれています。 このしみる症状の正体、それが 「知覚過敏(ちかくかびん)」 です。今回はその仕組みと、毎日のケアでしみにくい歯を目指すためのケア方法をお伝えします。

●知覚過敏は「歯の防護壁」が薄くなるサイン

私たちの歯の表面は、体の中で最も硬い「エナメル質」という鎧に覆われています。 そして、エナメル質の内側には「象牙質(ぞうげしつ)」があり、ここには無数の細い管(象牙細管)が通っていて神経までつながっています。

通常はエナメル質や歯ぐきがしっかりガードしているため、冷たいものを食べても刺激は神経まで届きません。 ところが、エナメル質がすり減っていたり、歯ぐきが下がって象牙質がむき出しになっていたりすると、冷たさがこの管を通じて神経にダイレクトに伝わってしまいます。 これが 「知覚過敏」 の正体です。

●こんな習慣、心当たりはありませんか?

・ゴシゴシ強すぎる歯みがき――力任せに歯をみがくとエナメル質も歯ぐきも傷つきます。
・歯ぎしり、食いしばり――睡眠中の無意識の力で歯がすり減ります。
・酸性の飲食物のとりすぎ――炭酸飲料や柑橘類は歯を溶かす一因に。

●今日から始める「しみない歯の育て方」

①歯ブラシは「やわらかめ」を選ぶ・・・鉛筆を持つように軽く握って小刻みに動かしてください。 力の目安は150〜200グラム程度です。

②知覚過敏ケア用の歯みがき粉を使う・・・乳酸アルミニウム配合のものがおすすめです。 露出した象牙細管にフタをする働きが期待できるので、最低でも2週間は続けて使うことが効果を実感するコツです。

③酸性のものを口にした後は少し時間を置く・・・酸性の飲食物を口にした後は、すぐに歯をみがかず、お水で口をゆすいで30分ほど待つこと。 酸性の飲食物によってエナメル質が一時的にやわらかくなっているため、少し時間を置いてからみがくことが大切です。

歯がしみる症状が長引いている場合は、むし歯や歯周病が隠れているサインかもしれません。 気になっている方は、お気軽にご相談ください。

歯にいいレシピ

しらすとピーマンの塩昆布炒め

 

栄養価(1人分)
●エネルギー・・・・・・・約80kcal
●カルシウム・・・・・・・・・・・・70mg
●ビタミンC・・・・・・・・・・・・・40mg

材料(2人分)
・ピーマン・・・・・・・・・・・・・・4個
・しらす干し・・・・・・・・・大さじ3
・塩昆布・・・・・・・・・・・大さじ1
・ごま油・・・・・・・・・・・・大さじ1
・白ごま・・・・・・・・・・・・・・・少々

作り方
①:ピーマンはヘタと種を取り除き、少し太めの千切りにします。
②:フライパンにごま油を熱し、ピーマンを中火で炒めます。
③:ピーマンが少ししんなりしてきたら、しらす干しと塩昆布を加えてサッと炒め合わせます。
④:器にふんわりと盛り付け、白ごまをふりかければ完成です。

ワンポイント!
カルシウムが豊富なしらすを、手軽に食べられるレシピです。 また、旬のピーマンには健康な歯ぐきを保つために欠かせないビタミンCがたっぷり含まれています。 少し太めに切ったピーマンのシャキシャキとした食感と、塩昆布の深い旨味が、自然と噛む回数を増やしてくれます。 よく噛むことで唾液の分泌が促され、お口の中を清潔に保つことにもつながります。