2026年3月号
みなさん いかがお過ごしでしょうか。また恒例の花粉の時期がやってきました。この院内新聞がWEB新聞になる前の11年前は待合室に置かれた紙のお知らせでした。その紙のお知らせ当時から、私はこの時期の花粉対策と花粉情報をせっせとお知らせしていまして、今年で11回目となります。今年は例年以上の花粉の飛散量らしいです。例年以上という文言を毎年記載しているような気がいたします。私も漢方や鼻うがいなどたくさん試してきましたがとにかく外出を控えて分厚いマスクがおすすめです。
季節の健康コラム
「なんか調子悪い…」それ、寒暖差のせいかも
最近、「疲れやすい、だるい、頭が重い…」そんな不調ありませんか? それはもしかしたら、「寒暖差疲労」が原因かもしれませんよ。
●体を冷やさない工夫を
カーディガンなど脱ぎ着しやすい服装で過ごし、特に首元、手首、足首を温めると効果的です。 温かいお茶や生姜を使った料理もおすすめ。
●朝ごはんで体のスイッチを入れる
朝食は寝ている間に下がった体温を上げ、自律神経を整える大切な役割があります。

●ゆっくり深呼吸を
ゆっくりと深呼吸をして、息を吐くことを意識すると、体がリラックスしやすくなります。
無理せず、体の声に耳を傾けながら、春を迎えましょう。
歯とお口のトリビア
世界一 歯を持っている生き物は?
歯がたくさんある生き物といえば、サメを思い浮かべると思いますが、実はサメを遥かに凌ぐ歯の持ち主は、意外にもお庭で見かける「カタツムリ」です。

カタツムリの口の中には「歯舌」というヤスリのような器官があり、そこには小さな歯がびっしりと並んでいて、その数はなんと1~2万本。 彼らはこの大量の歯を使って、硬い葉っぱやコンクリートまでも削り取って食べています。
そして、これらの歯はすり減ると後ろから新しい歯がどんどん生えてくる、いわば「永久に続く予備の歯」になっています。 私たち人間には、カタツムリのような「替えの利く歯」はありませんが、その分、一本一本を大切にメンテナンスしていきたいですね。
もしかしたら、勘違いしているかも!?「お口の健康習慣」
歯をみがくことは毎日の生活習慣になっていると思いますが、そのやり方や知識は本当に正しいのでしょうか。 そこで今回は、勘違いしやすい「お口の健康習慣」についてご紹介します。
【その1】電動歯ブラシはみがき残しが少ない?
電動歯ブラシは手でみがく歯ブラシに比べて、便利で楽なことには間違いありません。 しかし、手みがきでも電動歯ブラシでも、ブラシの毛が当たらない部分の汚れは落ちません。 一見、電動歯ブラシはみがけている部分がツルツルになることから、お口の中全体がキレイにみがけていると錯覚してしまう方もいらっしゃいます。
【これが正解!】
正しいみがき方をマスターしていなければ、電動歯ブラシを使っていても、みがき残しが出てしまいます。
【その2】歯ブラシは水で濡らしてから使っている?
歯みがきの時、歯ブラシを水で濡らしてからみがいていませんか? しかし、歯ブラシに水をつけてしまうと、歯みがき粉が泡立ちすぎて、口の中がすぐに泡でいっぱいになり、長時間みがけません。 また、その清涼感からみがけた気分になりがちです。
【これが正解!】
歯ブラシは水をつけずにみがいた方が、必要以上に歯みがき粉が泡立たず、じっくり丁寧に歯をみがくことができます。

【その3】むし歯は治療すればもう再発はしない?
むし歯になっても、治療すればもう再発することはないと思っていませんか? しかし、むし歯になる部分というのは、みがき残しの多い部分ということです。 そのため、治療した部分こそ治療後も注意が必要です。
【これが正解!】
むし歯を治療しても、詰め物の隙間やかぶせ物の内部などから、再びむし歯になることがあります。

【その4】甘いものを食べるとむし歯になる?
「むし歯の原因は甘いもの」と子どもの頃から教わってきた方は多いと思います。 確かに砂糖がたっぷり使われたお菓子やジュースなどの甘いものは、むし歯の原因になってしまいます。 むし歯菌は、砂糖が口の中に入ってくると歯垢を作り、そして歯垢の中で作った酸を放出して歯を溶かしてしまいます。 これがいわゆるむし歯なのですが、実はむし歯菌が歯垢や酸を作り出せない甘味料があるのです。
【これが正解!】
むし歯菌が酸を作り出せないキシリトールという甘味料を使用した甘いものであれば、むし歯の原因にはなりません。
正しい知識を知って、正しいお口のケアを行いましょう!
歯にいいレシピ

厚揚げと根菜のバター味噌煮
栄養価(1人分)
●エネルギー・・・・239.7kcal
●カルシウム・・・・・・126.4mg
●ビタミンC・・・・・・・・・・5.1mg
●ビタミンE・・・・・・・・・・1.0mg
材料(3人分)
・冷凍里芋(皮をむいて乱切りになっているもの)・・・・・・・・・・・・・・・小8個
・にんじん・・・・・・・・・・・・・・・・・40g
・ごぼう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30g
・鶏むね肉・・・・・・・・・・・・・・・・80g
・厚揚げ・・・・・・・・・・・・・・・・・・80g
・水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2カップ
・顆粒和風だしの素・・小さじ1/4
(a)みりん・・・・・・・・・・小さじ2
(a)しょう油・・・・・・・・・小さじ1
(a)砂糖・・・・・・・・・小さじ2/3
(a)加塩バター・・・・・・・・・・15g
(a)淡色辛味噌・・・・・・小さじ1
・青じそ・・・・・・・・・・・・・・・2枚
作り方
①:にんじんとごぼうは皮をむいて一口大に切る。 ごぼうは水に5分程度さらす。 鶏むね肉と厚揚げも一口大に切る。
②:鍋に水、顆粒和風だしの素、冷凍里芋、にんじん、ごぼうを入れて火にかけ10分程煮る。 鶏むね肉、厚揚げを加えてさらに5分煮る。
③:(a)を加えて5分煮る。
④:器に盛り付け、刻んだ青じそをあしらう。
ワンポイント!
厚揚げや味噌といった大豆製品には、骨や歯を形成する「カルシウム」が多く含まれています。 さらに、にんじん、ごぼうなどの根菜類には、歯の表面についた汚れを取り除く作用がある「食物繊維」が豊富です。 また、バターなどの油脂類は歯ぐきの細胞を活性化させる「ビタミンE」が含まれているため、適度に摂るようにしましょう。




























