2025年9月｜更新記事｜相模原市中央区の土日診療の歯科

クリニック便り

2025年9月

皆さんこんにちはいかがお過ごしでしょうか。今年は大変な暑さで体調を崩される方が多かったように感じました。９月に入りようやく少し涼しさを感じる日も出てきました。私の子供は修学旅行に今月に行ったのですがやはりかなり暑かったようです。涼しく過ごしやすい９月を修学旅行に選んでくださったようですが、こういった昔からある行事の日程もこんなに暑くなると変わっていくかもしれないと思った夏でした。

歯にいいレシピ

かぼちゃと鮭フレークの豆乳キッシュ

材料（２人分）
・かぼちゃ（皮をむき正味）180ｇ
・いんげん・鮭フレーク･･･各２０ｇ
・豆乳････････････････150ml
・卵････････････････････1個
・塩･･････････････小さじ1/6
・とろけるチーズ･･････････２０ｇ

栄養価（１人分）
●エネルギー･･････････210Kcal
●カルシウム････････････106mg
●ビタミンC･････････････40mg
●ビタミンE････････････5.2mg

作り方
①：かぼちゃは皮をむき一口大に切ってゆでる。
いんげんは筋を取り、４cmの長さに切ってゆでる。ゆで上がったら水気を切っておく。
②：豆乳、卵、塩を合わせてよく混ぜる。
③：耐熱の器に①と②を入れ、鮭フレークととろけるチーズをのせる。
④：200度のオーブンで２０～２５分焼く。

ワンポイント！
かぼちゃと鮭には、歯ぐきの血行を良くして細胞の老化を防ぐ「ビタミンE」が多く含まれています。

また、かぼちゃには健康な歯ぐきを形成する「ビタミンＣ」、鮭にはカルシウムの吸収をサポートする「ビタミンＤ」も豊富です。さらに、食物繊維が豊富ないんげんを加えることで、歯の表面についた汚れを落として口腔内を清潔に保つ効果もあります。

「親知らず」は抜く？抜かない？“親知らず”問題

「親知らず」は前歯から数えて８番目の一番奥にある奥歯のことです。親知らずと言えば「痛む」「腫れる」など、厄介者のイメージを持たれるかもしれません。そのため、抜くか残すかを悩まれる方も多い歯です。

●親知らずは人によって様々な生え方がある！

親知らずは一般的に上下左右で４本生えてきますが、そもそも親知らずが生えてこない人や、４本すべて揃わない人も少なくありません。生える場所に十分なスペースが無いなどの理由で、歯ぐきに埋まっていたり、横向きに生えてくることもよくみられます。

●抜歯すべきか？残すべきか？

親知らずを抜歯すべきか残すべきかはお口の状態によりますが、主に次のような状態が判断の目安になります。

●抜歯しなくても良い状態

・親知らずが真っ直ぐに生えている。
・親知らずに歯ぐきがかぶっていない。
・上下の親知らずが揃っていて噛む機能がある。

●抜歯した方が良い状態

・親知らずの周囲が腫れて痛む。
・親知らずが原因で、周囲の歯がむし歯や歯周病になっている。
・親知らずが斜めや横に生えている。

～お口の中の状態は個人差がありますので、実際に抜歯するかどうかは歯科医師とよく相談して決めましょう～

●抜歯後に注意したい「ドライソケット」
親知らずの抜歯をした後、もし痛みが続くようなら「ドライソケット」を疑いましょう。通常、抜歯後の穴は血が固まってふさがり、徐々に歯ぐきが作られていきます。しかし、穴がふさがらず骨が露出したまま、炎症を起こす場合もあります。これが「ドライソケット」になります。ドライソケットを防ぐには、抜歯後必要以上にうがいをせず、激しい運動・飲酒・長時間の入浴を避けるようにしましょう。

抜く必要がある「親知らず」は、先延ばしせず早めの処置が必要です。気になることがある場合は歯科医師にご相談ください。

歯とお口のトリビア～アメリカのビジネスマンは歯が命！

欧米では「輝く白い歯」は美男美女の象徴ですが、アメリカのビジネスマンも歯のケアには余念がないようです。
３０～５０代のアメリカと日本のビジネスマンを対象に行った調査によると、むし歯などのトラブルがなくても歯医者に通院する割合は、アメリカ人男性は７６％と約８割もいます。一方、日本人男性は３６％と４割程度のようです。
また、歯を美しく保つための費用として一年間にかけている金額は、アメリカ人男性は平均約36,000円に対して、日本人男性は平均約6,000円と６倍の開きがあります。このような意識の違いからか、むし歯になったことのないアメリカ人男性は４人に１人という割合です。
それに対して日本人男性は２０人に１人しかいません。
ビジネスシーンにおいても、アメリカでは「できる男は歯が美しい！」という意識が高いのだとか。
アメリカのビジネスマンを見習って、キラリと輝く歯で颯爽と仕事をこなしたいものです。