クリニック便り

「ホワイトスポット」を知っていますか?

あけましておめでとうございます。昨年は、ご愛顧いただきありがとうございます。本年も どうかよろしくお願いいたします。

昨年から続き、今年も暖かいですね。いつ本格的に寒くなるのかと身構えていますが、毎年感じる相模原の寒さを感じる日はまだ少ないように思います。

ただ今年はインフルエンザの流行を大変よく耳にしますし、私の周辺でも感染の話をよく聞きますので皆様も十分お体に気を付けてお過ごしください。

私のクリニックも消毒と換気を含め、よりいっそう院内感染対策に力をいれていきます。

歯にいいレシピ

りんごとコーンの白和え風サラダ

材料(2人分)
・木綿豆腐…………160g
・長芋…………20g
・水菜…………20g
・りんご…………15g
・ツナオイル漬け…15g
・コーン…………15g
・芽ひじき…………1g
・ユズの皮…………0.5g
・マヨネーズ…………大さじ1と1/2
・練りごま…………小さじ1/2
・しょうゆ…………小さじ2/3

栄養価(1人分)
●エネルギー………113kcal
●食物繊維………1.0g

作り方
①:芽ひじきは水でもどす。
木綿豆腐はふきんなどに包み、10分ほど水切りする。
②:りんごは種をとって皮つきのまま、食べやすい大きさに切る。水菜は根元を切り落として2cmくらいの大きさに切る。ユズの皮は粗く刻む。 長芋は皮をむいてすりおろす。
③:ボウルに水気をとった①と②、残りの材料をすべて入れて混ぜ合わせる。

ワンポイント!
りんごには食物繊維が多く含まれているため、咀嚼の回数が増え歯の汚れを落としてきれいにしてくれます。 また、水菜や豆腐・ひじきには骨や歯を形成するカルシウムが多く含まれています。

「ホワイトスポット」を知っていますか?

 

ホワイトスポットとは、歯の表面が白くくすんだシミのような状態になっている箇所を指します。 今回はこのホワイトスポットについて詳しくお話しします。

ホワイトスポットの原因は、「初期むし歯」と「先天的なもの」の2つに分かれます。

①:初期むし歯の場合

■原因:口の中が酸性に傾いた状態が続き、カルシウム成分が不足すると、白く濁ってシミのように見えてしまうことがあります。 この段階では痛みもなく色も黒くありませんが、長く続くとむし歯に進行していきます。

■治療法:むし歯と同様ですが、初期の段階ならすぐに治療せず経過を観察します。

②:先天的な場合

■原因:発育途中に生じた異常で、エナメル質形成不全の一つ。 先天的な方の場合、歯の内部で発生しています。
■治療法:歯の健康には全く影響はありませんが、見た目が気になって治療を希望される方が多いようです。 治療にはエナメル質の再生を促す薬剤を使用したり、歯の表面に薄いセラミックを装着させたりする方法があります。 これらは自費診療のため、効果や費用をしっかり確認した上で行うようにしましょう。

ホワイトスポットの予防法

・間食はできるだけ控える
間食が多く口の中に食べ物が入っている時間が長いと、歯のエナメル質からカルシウム成分が溶け出し、ホワイトスポットの原因になります。

・歯みがきをしっかりする
歯の表面に歯垢が残っていると、そこからホワイトスポットが広がる恐れがあるため、しっかりブラッシングしましょう。 フッ素配合の歯みがき粉もおすすめです。

ホワイトスポットの原因が初期むし歯か先天的なものか、原因がわからないときはご相談ください。
ホワイトスポットやむし歯のない美しい歯なら、笑顔に自信が持てますね!

~生活に役立つ雑学~

簡単・鍋スープの作り方

昨今はスーパーなどでさまざまな鍋の素が売られていますが、ご家庭にあるものでも簡単にスープを作ることができます。 すべての材料を鍋に入れ、
混ぜ合わせたら完成です。 ダシ汁は昆布やカツオでとったり、水にダシの素を加えても構いません。

【寄せ鍋にピッタリ! 和風スープ(4人分)】
・ダシ汁………4カップ
・酒・みりん………各大さじ2
・薄口しょうゆ………1/4カップ
・塩………少々


【豚キムチ鍋にピッタリ! 韓国風スープ(4人分)】
・ダシ汁………5カップ
・キムチ………200g
・ゴマ油・おろしにんにく………各大さじ2
・鶏ガラスープの素・しょうゆ………各大さじ1と1/2
・塩………少々

お口周りのストレッチ

ほうれい線を目立たなくするマッサージ

年を重ねると気になってくるほうれい線は、口元の筋力の低下や肌のたるみが原因です。 今回は硬くなった口元の筋肉をほぐして、ほうれい線を目立たなくするマッサージをご紹介します!

【やり方】
①:手をしっかり洗い清潔にして、右手の親指を口の中に入れ、右手の人差し指と一緒に左側の口角の延長線上とほうれい線がぶつかるところをつかみます。
②:筋肉が硬くしこりのように感じる場所を見つけたら、円を描くように1分位もみほぐします。 次に反対側のほうれい線も同様に行いましょう。 これを1日1~2回程度行うと効果的です。