むし歯や歯周病の原因となる「バイオフィルム」とは？｜更新記事｜相模原市中央区の土日診療の歯科

クリニック便り

皆さん、こんにちは！

いかがお過ごしでしょうか？いよいよ夏本番ですね。

今年の暑さは、すごいです。近年でここまで夏を暑く感じたことはない気がします。私は本当に暑いのが苦手で、日中に外に停車されている車に乗り込むことが嫌なため日中の外出はあれこれ理由を付けて極端に減らしています。

この暑さの中、東京五輪が行われていますが、選手の皆さんは本当に大変そうです。この暑さでフルマラソンやテニスをする選手の体は大丈夫でしょうか？

私は今、長男の自転車の練習に毎朝付き合っていますが、毎朝体が心配になります。

「お化け屋敷がこわい」「ジェットコースターがこわい」というとき、「怖い」と「恐い」のどちらの漢字を使いますか？

実はどちらもまったく同じ意味を持ち、日常ではどちらを使っても問題ありません。

ただし「恐い」は常用漢字ではないため、新聞や教科書では「怖い」が使用される決まりになっています。

ちなみに「おそろしい」の場合は「恐ろしい」が常用漢字で、「怖ろしい」は常用外漢字で逆になります。

地球上には体格・皮膚・髪の毛の色が異なるさまざまな人種が暮らしています。さて、以下の人種の中で一般的に最も歯が大きいのはどの人種でしょうか？

★ヒント★
それぞれの体格の大きさと歯の大きさは比例していないそうです。答えはこのページの最下部をご覧下さい。

なすのアーモンド入り白和え

・なす……2本
・木綿豆腐……100g
・アーモンド……20g
（a）みそ……小さじ1
（a）塩・砂糖……各小さじ1/4
・ごま油……大さじ1/2
・かいわれだいこん…………適量

●エネルギー…………153kcal
●食物繊維…………3.6g

①：なすは半月切りに、木綿豆腐は水切りする。アーモンドはすり鉢ですっておく。
②：フライパンにごま油をしき、なすを炒める。
③：木綿豆腐・アーモンド・（a）をよく混ぜ合わせたら、②と和える。器に盛ってかいわれだいこんをのせる。

アーモンドにはビタミンＥが多く含まれています。ビタミンＥには抗酸化作用があるため、歯周病の予防に効果的です。また、さまざまな病気の原因となる活性酸素を減らす効果も期待できます。

むし歯予防のためにどれだけしっかり歯をみがいたとしても、完全に歯垢を落とすことはできません。そして、このみがき残した歯垢の中の細菌が繁殖すると、バイオフィルムと呼ばれる細菌の膜ができてむし歯や歯周病の原因となってしまいます。このバイオフィルムを取り除くにはどうしたらよいのでしょうか？

バイオフィルムは数百種類もの細菌から構成されており、放置することでむし歯や歯周病の原因になってしまうことが分かっています。毎日のブラッシングである程度除去することはできますが、歯ブラシの毛先が届きにくいところや、みがき残しがあったりすると、どうしても残ってしまいます。

「PMTC」とはProfessional(プロフェショナル) Mechanical(メカニカル) Tooth(トゥース) Cleaning(クリーニング)の略で、専門家による機械的な歯の掃除のことです。

PMTCではプロが専用の器具を使い、歯の清掃と研磨を行って徹底的にバイオフィルムを落とし、むし歯や歯周病を予防します。

また、単に汚れを落とすだけでなく、同時に歯の健康状態をチェックしたり、最後にフッ素を塗ったりして歯を強くします。

PMTCは着色汚れも落とすため、歯の表面もツルツルになります。セルフケアとPMTCを両立させることで、お口の中を健康な状態に保つことができるでしょう。ただし、PMTCをしても時間が経てばまたバイオフィルムができてしまいますので、PMTCは年に数回行うことをオススメします。

★ クイズの答え ★
② 黒色人種
一般的に「白色人種」の歯は小さく、「黒色人種」は大きいと言われています。ちなみに、日本人でも縄文人より弥生人の方が歯が大きかったそうです。