2025年6月号
みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?私事ですが6月になり恒例の小学校の運動会がありました。我が家は2人の小学生がいるのですが、今年は診療日に運動会でした。そこで診療の合間の15分などのわずかの時間を利用して、自転車を思いっきり飛ばし、子供の小学校の校庭に応援に行き、数分応援したあと、また診療に自転車で戻るということをしました。自転車で往復している時に、本当の運動会をしているのは私では?と思ったほどでした。
歯にいいレシピ
豚肉とグレープフルーツのはちみつ醤油蒸し
材料(2人分)
・豚バラ肉・・・・・・・・・・・・・・250g
・塩・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1/4
・ブラックペッパー・・・・・・・・少々
・薄力粉・・・・・・・・大さじ1と1/2
・キャベツ・・・・・・・・・・・・・・・130g
・セロリ・・・・・・・・・・・・・・・・・100g
・グレープフルーツ果肉・・・70g
・いんげん・・・・・・・・・・・・・・・50g
・アーモンド・・・・・・・・・・・・・・25g
【調味だれ】
・はちみつ・・・・・・・・・・大さじ1
・しょうゆ・・・・・・・・大さじ2/3
・酒・・・・・・・・・・・・大さじ1/2
栄養価(1人分)
●エネルギー・・・・・・ 442kcal
●カルシウム・・・・・・・・ 67mg
●ビタミンC・・・・・・・・・・・31mg
●ビタミンE・・・・・・・・・・3.3mg
作り方
①:豚バラ肉は5ミリの厚さに切り、バットに並べて塩とブラックペッパーをふり、薄力粉を薄くまぶす。
②:いんげんは筋を取り、下ゆでして5センチ程度の長さに切る。セロリの葉は食べやすい大きさに、根元は皮をむき5ミリの厚さでななめに切る。キャベツは一口大に切る。
③:フライパンに①を並べて上に②をのせ、ふたをして中火で6~7分ほど加熱する。途中、豚バラ肉を返して野菜の上にのせる。調味だれの材料を混ぜ合わせておく。
④:ふたを取り、調味だれを全体に混ぜて1分ほど加熱する。最後にグレープフルーツと砕いたアーモンドを加えてひと混ぜする。
ワンポイント!
グレープフルーツには、健康な歯ぐきを形成する「ビタミンC」が含まれています。また、食物繊維が豊富なセロリは噛む回数を促して、歯の表面についた汚れを落とす自浄作用があります。また、「ビタミンE」が多いナッツ類は、歯ぐきの血行を良くして細胞の老化を防ぎます。
受動喫煙でもリスクが3倍!歯周病の大敵「喫煙習慣」
「歯周病」は日本人の約8割が発症すると言われ、歯を失う最大の原因でもあります。歯周病になってしまう原因はさまざまですが「喫煙」もその1つと言われています。また、タバコを吸っていなくても、周りの喫煙者の煙を吸っている「受動喫煙」でも、歯周病のリスクが高いということが最近の研究でわかってきています。
●歯周病と免疫力の関係
歯周病の原因は、歯周病菌による感染になります。免疫力がしっかり備わっている若い頃はあまり見られませんが、免疫力が低下してくる40代頃から歯周病は発症しやすくなる傾向があります。つまり、免疫力が低下してくると歯周病にかかるリスクが高まってしまうということです。
●免疫力を低下させる喫煙習慣
免疫力を低下させてしまう生活習慣のひとつが「喫煙」です。タバコを吸うと体の中の血管が収縮するため、歯ぐきなど体の末端の血流が約半分になると言われています。そして、新鮮な血液が送られなくなる細胞は免疫力が低下してしまうため、歯周病菌に対する抵抗力も低くなってしまいます。また、口の中の粘膜から吸収されたタバコのニコチンが、歯ぐきの血行を悪くして免疫力の低下にもつながってしまいます。 ほかにも、タバコの煙が歯ぐきの粘膜に付着すると、唾液の分泌量が減ってしまうため、唾液の殺菌作用が失われてしまうことでも歯周病に感染しやすくなってしまいます。
●喫煙はどれほど歯周病にとって危険なのか?
では、タバコを吸う人と吸わない人では、どれくらい歯周病になる確率が違うのでしょうか? あるデータによると、タバコを吸う人は吸わない人に比べて確率が3~5倍に増えるという結果になっています。
また、喫煙習慣のある人は、きちんと歯みがきをしたり食生活を改善したりしても、治療の効果が出にくく、仮に完治したとしても再発する可能性が高いこともわかっています。
●受動喫煙でも歯周病になってしまう?
さらに最近の研究では、タバコを吸っていなくても、吸っている人の煙を吸うことで歯周病の危険性が高まってしまうといった報告もあります。受動喫煙でも重度の歯周病になる確率が約3倍高くなるそうです。
喫煙本数が多くて喫煙歴が長い人ほど、歯周病になるリスクが高まってしまいます。タバコを吸われる方はお口の健康のためにも“禁煙”を考えられてみてはいかがでしょうか?
歯とお口のトリビア~スウェーデンの予防歯科がすごい!

予防歯科の先進国と言われるスウェーデン。かつては日本以上にむし歯や歯周病の患者が多かったそうです。しかし、1970年代に予防歯科が義務化されたことによって、むし歯は日本の半分以下、歯周病は日本の1/4以下になりました。さらに、スウェーデンでは歯が生え始める赤ちゃんの頃から歯科検診を行っているため、お子さんにありがちな「歯医者さんは怖い!」といった意識も薄いそうです。ちなみに、近年は日本でも予防歯科が浸透していて、「予防歯科は大切!」と考える人は70%以上もいます。 しかし、実際に予防歯科を行っている人は日本では26%に留まっているようです(スウェーデンでは70%)。ぜひスウェーデンを見習って、予防歯科を実践してみましょう!当院もそのお役に立てれば幸いです。
お口周りのストレッチ~顔のリフトアップに効果的なツボ
顔の筋肉が衰えて垂れ下がってしまうと、ほうれい線やシワが深くなる原因に…。そこで今回は、顔のリフトアップに効果的なツボをご紹介します。
【やり方】
和りょうのツボの位置に人差し指を押し当てたまま、「あうあう…」と口を大きく動かしてください。
耳門も同様に行ってください。イタ気持ちいいと感じられる程度の力加減で刺激してみましょう。