クリニック便り

2025年5月号

みなさんこんにちは、いかがお過ごしでしょうか。皆様のおかげでリリィ歯科クリニックは今年で10年目を迎えることになりました。

下の子が産まれた年に開業いたしましたので、下の子も10歳になります。10年前は控室に0歳の子を寝かせたまま診療していましたことを思い出します。

また早朝に2歳の子と0歳の子を自宅から連れて歩いて通勤していたころから、私を知ってらしゃる患者さんにお子さん大きくなったねと声をかけてもらうことも多くなりました。今後もまだまだ続けていきますのでよろしくお願いいたします。

 

歯にいいレシピ


アスパラガスとアジの梅味噌和え

材料(2人分)
・アスパラガス・・・・・・・・・・・・80g
・アジ(たたき)・・・・・・・・・・・・60g
・ちくわ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30g
・青じそ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3枚

<梅味噌の材料>
・梅肉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12g
・淡色辛味噌・・・小さじ1と2/3
・しょうゆ・砂糖・・・各小さじ1/3

栄養価(1人分)
●エネルギー・・・・・・・78kcal
●カルシウム・・・・・・・・・30mg
●ビタミンC・・・・・・・・・・6.4mg
●ビタミンE・・・・・・・・・・0.9mg

作り方
①:アスパラガスは4cmの長さに切り、柔らかくゆでる。
②:ちくわは5ミリの厚さに輪切りにし、青じそは軸を除いて縦半分に切って巻めてから細切りにする。
③:梅味噌の材料をボウルに入れて混ぜる。
④:水気を拭き取った①、②、③、アジを合わせて和える。

ワンポイント!
アスパラガスには健康な歯ぐきを形成する「ビタミンC」、歯ぐきの血行を良くして細胞の老化を防ぐ「ビタミンE」が豊富に含まれています。さらに、アジやちくわにも「ビタミンE」が多く含まれています。また、アスパラガスの穂先に多い成分「ルチン」には血管を強化する作用があり、生活習慣病の予防・改善にも効果があります。
このレシピは材料を大きめに切り、梅肉の酸味を活かすことで、低カロリーでも食べ応えのある一品に仕上がります。

 

徹底解説!歯間ブラシの選び方&使い方

お口の清掃グッズとして、デンタルフロスと同様によく使われるのが「歯間ブラシ」です。歯間ブラシを使うと、歯垢をしっかりと除去することができて歯周病予防にも有効です。そこで今回は、歯間ブラシの選び方と使い方をご紹介します。

●選び方
歯間ブラシとは、細かいナイロン毛がついている歯間のクリーナーです。主流は針金にナイロン毛が付いたものですが、歯ぐきを傷めにくいゴム製のものもあります。また、主な形状は前歯に使いやすい「I字型」、奥歯に使いやすい「L字型」の2種類があります。

そして、歯間ブラシを選ぶ時に大切なのは「サイズ」になります。サイズは歯間の広さに合わせ「SSS~L」までさまざまありますので、もしサイズ選びに迷っている場合はご相談ください。

●使用上の注意
歯間ブラシは、基本的に歯と歯の間にすき間がある部分に使用しましょう。すき間がない部分はデンタルフロスだけで十分です。すき間がないのに力任せに入れたり、すき間よりも大きなサイズを無理に入れると、歯ぐきが傷ついて出血する恐れがあります。

●使い方
①まずは、歯間に対してまっすぐ歯間ブラシを入れてください。

②次に、そのまま前後に2~5回ほど動かします。

③奥歯は外側と内側の両方から、歯間ブラシを入れます。

④慣れてきたら歯の側面を添わせるように動かします。様々な角度から入れるとより効果的です。

使用後は流水でブラシの汚れを洗い流し、風通しの良い所で保管しましょう。 ブラシの毛が乱れてきたり、短くなってきたら交換してください。 歯みがきの前後に行うとよいでしょう。

 

~歯とお口のトリビア~ロボットが歯科業界で活躍する⁉

近年、ロボットが接客するホテルがオープンしたり、おそうじロボットや会話できるロボットが発売されたりと、何かと話題になっているロボット。実は、歯科業界でもロボットに注目が集まっています。

鹿児島大学大学院歯科総合研究科では、歯の治療をするロボットを制作したそうです。

「えっ、ロボットが歯を治すの!?」と心配になった方もいるかもしれませんが、あくまでも治療のサポート役となるロボットの開発のようです。

お口の中の状態は、患者さんお一人おひとり異なるものですから、診察や治療計画といった部分は歯科医師がしっかり行い、ロボットが作業の手伝いをするイメージになるようです。今後ロボットがどのように歯科業界に革新をもたらすのか、楽しみですね。

お口周りのストレッチ

鼻づまりの時におすすめ!鼻の通りが良くなるツボ&マッサージ

【やり方】

①小鼻の両脇に人差し指の腹を当て、鼻を挟むように3回ほど刺激してください。

②次に、小鼻から眉間に向かって鼻の両脇をクルクルと円を描くようにマッサージします。これを5回繰り返してください。

③最後は、鼻の付け根をつまみ、軽く下に押さえると同時に、眉間に当てた手は額の方に引き上げてください。伸ばしたりゆるめたりを10回繰り返しましょう。